鎖骨の下が痛い原因は胸郭出口症候群?どんな病気?

ハウツー

鎖骨の下が痛い原因の一つは肩こり

肩こりは、めまいや吐き気、腱鞘炎や睡眠障害などの二次災害を発生する場合があります。
 
そして、時には鎖骨の下に痛みを発生することがあることをご存知でしょうか?
 
鎖骨は、体の左右にまたがっている骨格になり、体のバランスに大きな影響を与えます。
 
その鎖骨が何らかのアクシデントによって歪みが発生した場合、鎖骨周辺に痛みが生じ、肩や腕にも悪影響を及ぼすのです。
 
ちなみに、アクシデントは、ほとんどの場合が、腕、もしくは手、手首からになります。
 
運動や日常生活の中で誤って腕をひねる他、長時間のパソコン業務によって手首に負担がかかることで、肩や首、背中に支障を来し、痛む方の肩や腕を庇うあまり、体がどちらかに傾き、鎖骨に痛みが生じることになるのです。
 
腕、手首は、私達が想像する以上に過酷な作業を引き受けています。
 
日常生活の中で、始終何かしらの動きを取らなくてはならない部位でもあります。
 
腕、手首に生じたねじれが、鎖骨に大きな負担をかけ歪めてしまうのです。

風邪によるリンパ節炎で鎖骨の下が痛いことも

風邪によって首~胸元までに痛みを伴う事があります。

鎖骨の下や鎖骨周辺が痛いと表現されます。

リンパ節が炎症を起こしていて腫れている状態で、痛みや上肢(両腕)の動きが緩慢になったり、可動範囲が狭くなったりと影響を及んできます。

生まれつき扁桃腺が大きい、扁桃炎を繰り返している、扁桃腺肥大している、扁桃腺周囲膿瘍がある方は、鎖骨の下の痛みが強く、痛みの範囲が広く「首下~胸元まで痛い。特に鎖骨辺り(前胸部)が痛い」と訴える方が多いです。

これらの既往歴がある方は、内科より耳鼻科の受診が適合しており、オススメします。

一般的に風邪症状が軽減・回復していくと、鎖骨の下や周辺の痛みは軽減していきます。

痛みと共に痛い範囲も減少していきます。

医療機関を受診して、薬を処方され内服すると、症状の緩和が早く効果的です。

引用元-鎖骨の下が痛い時の原因とは。風邪から事故の後遺症や病気まで

鎖骨下の痛みは胸郭出口症候群の可能性も

鎖骨の下にある腕神経叢(わんしんけいそう)という末梢神経の束になった部分が圧迫されることで、手の指や腕にしびれが出たり、肩や鎖骨・肩甲骨などに痛みが生じます。

胸郭出口症候群は鎖骨周辺で神経や血管を圧迫されて支障が出る症状全般のことをいいますので、その原因は様々です。

 

どのような姿勢の時に痛みが出るか、何をしている時にしびれるかなどを把握し、詳細を調べてもらう必要があります。

早めに整形外科を受診し、まずは症状が悪化しないように、消炎鎮痛剤を服用し、原因をつきとめましょう。それにより次の治療へとつながります。

引用元-鎖骨の下が痛い!考えられる5つの原因とは?

胸郭出口症候群の症状について

神経障害と血流障害により手指・腕のしびれ,熱感,冷感,脱力感,頚部・肩・肩甲間部・前胸部のうずくような痛みを起こす。
圧迫されているのが、神経、動脈、静脈のどれかによって、症状は多少異なりますが、最もよくみられるのは、「腕から手にかけてのしびれ感」です。
 そのほか、鎖骨下動脈が肋鎖間隙あるいは前・中斜角筋間で圧迫されると、「手・腕は蒼白となり、重苦しい痛みが生じ、腕から手にかけてのだるさ、痛み、肩こり、首の痛み」などもみられます。
 胸郭出口症候群の患者さんでは、こうした腕の症状がつらいために、「電車のつり革につかまれなかったり、高いところに洗濯物を干せない」という人もいます。
 また、血流が悪くなっていると、「脈拍が弱まる、手が冷える、指先に潰瘍ができる」などもあります。自律神経が影響を受け、「頭痛やめまい」などを伴うこともあります。

引用元-胸郭出口症候群

鎖骨の下が痛い胸郭出口症候群の治療について

胸郭出口症候群に対する治療は、症状の悪化を防ぐための保存療法が主となります。特に、症状悪化を招くような腕を上に挙げた姿勢、重い物を持ち上げたりするような仕事や家事を避ける生活を心がけます。

また、リュックで重い物を担ぐことも避けた方が良いでしょう。加えて、症状が軽い場合には、肩回りの筋肉の筋力増強運動も行います。特に、僧帽筋や肩甲挙筋という筋肉を鍛えることで、なで肩を避け、少し肩を挙げた姿勢をとるようにします。

こうした生活習慣の工夫や筋力増強運動に加えて、消炎鎮痛剤や血流改善剤、ビタミンB1などを投与することでも症状の軽減を促します。

保存療法でも症状が改善しない場合や障害が非常に重度である場合には、それぞれの原因に合わせた手術療法が選択されることになります。

引用元-肩こりの原因?胸郭出口症候群とは

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