口内炎が治らない時は病気のサイン?がんである可能性も

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口内炎が治らないのはがんの可能性も

口内炎だと思って放っておいたら別の病気だった、実は「がん」だったというケースもあります。特に次に挙げる病気は口内炎と間違えやすいので注意が必要です。

●口腔がん
 口腔(口の中)にできるがんで、症状は口の中の痛みや違和感、しこりや腫れ、出血などです。初期には痛みも軽度で口内炎や歯肉炎と間違えられることがあります。

●白板症
 口の中の粘膜の一部が白く変化して、小さいものは口内炎と区別がつかないことがあります。次第に大きくなり、がん化することもあります。

●ベーチェット病
 免疫の異常による全身性の病気です。口の中の粘膜に潰瘍ができ、アフタ性口内炎とほとんど見分けがつきません。目や陰部、皮膚などにも症状が起こります。

 口内炎の場合は、硬くなったり大きくなることはほとんどありません。しこりや厚みを感じたり、大きくなったり、ひと月も治らないような場合は、かかりつけ医や耳鼻咽喉科などを受診することをおすすめします。

引用元-最悪「がん」かも…口内炎を甘く見ちゃダメ – gooヘルスケア

口内炎と間違えやすい口腔がん

口腔がんは口内炎と間違われることがよくあります。
口内炎だと思って放置し口腔がんを見逃さないよう、口腔がんと口内炎の違いを知っておくとこが大切です。

口腔がんは痛みを伴わないものが多く、特に早期がんは潰瘍(かいよう)やびらん(粘膜のはがれや傷)のような口内炎と区別がつかないものがあります。
 しかし、口内炎は通常長くても二週間程度で治ります。持続するような場合は口腔がんの疑いがあるので注意しましょう。
その他の特徴として、かみづらい感じがする、舌などにしびれを感じる、頬・舌に動かしづらさを感じる、首のリンパ節の腫れが3週間以上続く、などの変化が表れることもあります。

■ 治りにくい傷がある
■ 粘膜のただれや赤い斑点(紅板症)がある
■ こすってもとれない白い斑点(白板症)がある
■ まわりの健全な組織との境界がはっきりしないしこりや腫れ、できものがある
これらの症状が見られたら、すぐに病院に行きましょう。

引用元-江戸川区歯科医師会

口内炎が治らない時に考えられる口腔がんとは?

口腔がんとは口の中およびその周辺組織にできる癌のことで、できる部位によって舌がん、歯肉がん、口底がん、頬粘膜がんなどと呼びます。
口腔がんの発生率は、体にできるがんの1〜3%です。しかし、以前に比べると口腔がんになる人は男女ともに増えてきています。
日本における口腔がんの年齢的な特徴は、年齢別では、70歳代が一番多く29.1%、60歳代26.5%、50歳代が18.1%となり、50歳以上が約80%を占めています(2002年度の統計)。
 

口腔がんの症状

口腔がんは、直接肉眼で観察でき、手指で触診できるのが大きな特徴です。
口腔がんは口の中にできる「がん」です。
発育様式から外向型(出っ張っている)、内向型(掘れ込んでいる;潰瘍形成)に大別できます。
その中でも、一見汚く、触って硬い感じをうけるものは要注意です。
また、白斑(はくはん)も要注意です。
白斑というのは口の中の粘膜が白くなっているものの総称で、単に入れ歯が強くあたって白くなっているものもあれば、癌ではないが癌化する可能性のあるもの、本当の癌であることもあります。

引用元-口腔がん | がんの標準治療 | がん治療・診療を全面的にサポートする 徳島大学病院 がん診療連携センター

口腔がんのリスクについて

口腔がん発生の最大の原因は、タバコとお酒です。たばこにはニコチン・タールなど多数の発癌性物質が含まれており、口腔がんに限らず様々な癌の原因になります。特に、若いうちから長期間にわたって喫煙している方は口腔がんの危険度がとても高くなります。とは言っても、これまでたくさん吸っていても、今から禁煙して遅いということはありません。禁煙によって発癌性物質の摂取をやめることで、口腔がん発症の危険性や死亡率は減少します。
特にタバコとお酒を同時に摂取すると、タバコの発がん性物質をお酒が溶かして口腔内に吸収しやすくしてしまうため、タバコとお酒両方の習慣がある場合は、口腔がんの発生率は更に高くなります。

欠けて尖った歯や、合わない入れ歯・詰め物などによって、口腔内の粘膜に慢性的な刺激がある場合も口腔がん(特に舌がん)の原因になると指摘されています。

引用元-口腔がん|歯科情報あかりんご|りんご歯科クリニック

舌の口内炎が治らない時は舌がんの可能性

口内炎と舌癌との見分け方

3−1.3週間以上治らない

口内炎はほとんどが1、2週間程度で治ることが多いです。舌癌は自然に治ることがないため、3週間以上治らない場合は歯医者や口腔外科で確認してもらう必要があります。歯医者で舌癌の疑いが確認されれば、紹介状を書いてもらいます。

3−2.口内炎より痛みが軽い

舌の口内炎は話したり、食事をしたりするだけでかなりの激痛が出ることが多いです。舌癌の場合は痛みはありますが、口内炎よりは痛みが少ないことが多いです。

3−3.口内炎は境界がわかりやすいが舌癌はわかりにくい

舌の口内炎は口内炎と健康な組織との境目がわかりやすいことです。舌癌の場合は癌と健康な組織との境目がわかりにくいことです。また、形も口内炎は円形や楕円形であることが多いのに比べ、舌癌は形が一定でないことが多いです。

3−4.口内炎は境界が赤みを帯びているが舌癌は触ると硬い

舌の口内炎は真ん中が白く周りに赤い縁取りのように見えます。舌癌は赤い縁取りがなく、触るとコリコリと硬い感じがあります。

引用元-舌が痛い!舌にできた口内炎をすぐに治す5つ方法と舌癌との見分け方

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