若白髪の原因は?10代や20代に増える理由とは

ハウツー

白髪が生えるメカニズムについて

そもそも、なぜ白髪が生えてくるのでしょうか?

髪の色はメラニン色素の量によって決定されます。メラニン色素は、毛母細胞にあるメラノサイト(色素細胞)という細胞から作られます。メラノサイトがメラニン色素を作り出すためには、チロシナーゼという酵素が必要です。

メラニン色素は、アミノ酸の一つであるチロシンが原料となっています。チロシンにチロシナーゼが働きかけることで、段階を経て真性メラニン色素になります。メラニンが不足した場合、髪の毛に色素を与えることができないため、白髪のままで生えてきます。

メラニンが不足する原因は、髪の毛が生成される行程で以下のような問題が生じているからです。

髪の毛の毛母にあるメラノサイト(色素細胞)が正常に機能しなくなっている
チロシナーゼという酵素が不足している
チロシン(メラニンの元となるアミノ酸)が不足している
このような問題は、生活習慣や食生活、体質、病気などが原因で起こります。

また、肌を美白するサプリメントを摂取している人も白髪が生えることがあるようです。

引用元-20代なのにどうして白髪が生えるの?若白髪の原因と予防法・改善法 | 女性の薄毛研究所

若白髪の原因は遺伝であることが多い

白髪に限らず、薄毛などはその典型だと思いますが、髪の毛は非常に遺伝の影響が多い部位です。両親の家系のどちらかでも薄毛であれば子供はまずハゲますし、 白髪の多い家系というのもありますからそういう場合も間違いなく白髪の量や生えてくる年齢に影響してきます。

若白髪の場合も同様で両親あるいはどちらか一方が若白髪であるケースが多いと思います。若白髪と遺伝の関係性は医学的にはまだはっきりと解明されたわけではありませんが、 統計だけで判断すると親からの遺伝という可能性が一番高いんですね。

遺伝性の若白髪という場合はこれはもう諦めるしかありません。ひとつの個性として受け入れるしかないと思います。救いがあるのは白髪は染めることで目立たなくなるということ。 薄毛の悩みに比べるとまだマシだということは覚えておいたほうがいいと思います。

白髪は量が少ない場合は切って対処するのが一番いいです。白髪は抜きたくなるものですが、無理やり髪の毛を抜くと毛根にダメージを与えてしまうのでこれはよくありません。 最悪の場合、毛根が死んで髪の毛が生えてこなくなるので薄毛・ハゲの原因になってしまいます。

まだ若いのになんでこんなに白髪があるんだ!と怒りにまかせて白髪をすべて引っこ抜きたくなる気持ちはわかります。わかりますが、色が白いだけであって髪自体は健康なので それを無理やり抜くというのはやはりよくないことなんです。白髪の取り扱いには十分注意するようにしましょう。

引用元-若白髪の原因と原因別の対処方法

10代や20代の若白髪が増えているのはなぜ?

近頃の若い方、10代、20代でも白髪で悩んでいるのだそうです。それは老化現象により起こるものとは、ちょっと違うのです。
・遺伝
髪の毛の生え方、量などは遺伝的影響を強く受けます。白髪の量もまた、両親からの遺伝要素が強いと言われています。自分のご両親が、白髪が多い方なら将来的に自分も多くなるだろうと、覚悟しておいたほうがいいでしょう。

・毛染めのやりすぎ

最近の若い方は、中高生の頃から、毛染めを使っています。毛染めには、頭皮と髪に多大なるダメージを与えています。それが毛髪環境を悪化させ、白髪を作る原因になっているのです。

・栄養不足

女性で多いのが、無理なダイエット。若いころは食欲も旺盛なはずなのに、手っ取り早く痩せるために、無理な食事制限をしてしまうのです。栄養不足になった体は、末端部分である髪の毛や爪に栄養を届けることができません。健康な髪が生えてこず、やがて白髪が出てきます。

・ストレス

ストレスを避けて生活することは、不可能です。ストレスもまた、毛髪にダメージを与えるので白髪の原因になります。

引用元-20代女子にも増えている白髪。抜くと増えるって本当なの? | 女性の美学

10代や20代の若白髪は心と体のSOS

白髪はデメリットばかりだと思われるかもしれません。けれど、10代や20代での若白髪は、あなたの健康を守るための働きでもあるのです。

たとえば、あなたの心や体がとても疲れている時、まずはあなたの体が生きられるように、命に関係のある、内臓や脳などにたくさんのエネルギーがいくようになり、髪を黒くするのは後回しになります。髪が黒いか白いかは、あなたの健康には関係がないので、栄養が回るのが最後になってしまうのです。

疲れているというと、ヘトヘトになるまで働いていたり、精神的にとても苦しんでいるようなイメージかもしれませんが、じつは下記のようなことでも、体は知らないうちに疲労を溜め込んでいます。

1日3食、お腹いっぱいに食べている
猫背になって、呼吸が浅くなっている
頻繁にマスターベーションをしている
家族とのすれ違いが多い
友人関係で悩んでいる
受験勉強で頭が疲れている
部活での指導や試合などでプレッシャーがかかっている
激しいスポーツのしすぎで、体が疲れている
意外と当てはまる項目も多いのではないでしょうか? このような習慣を続けていると、だんだんと体は疲れていき、髪に色をつける事が難しくなっていきます。

引用元-20代の若白髪|毎日の習慣で改善できる10の方法

10代・20代の若白髪は食生活から生活習慣の見直しを!

普段なにげなくとっている食事の内容1つ1つが我が身の全てを作っています。髪も摂取した栄養が身体の隅々まで行き届くことで作られ保たれているわけです。
 
その食生活が乱れてしまうとどうなるかわかりますよね? 
 
外側からではなく内側からの栄養補給が重要というわけです。
 
バランスの良い食事は健康を保つ基本です。若白髪に限ったことではないですが、食生活の改善で白髪予防の効果が期待できます。
 
ちなみに81歳で病気入院した私の祖母は、高齢なこともあってもともと食が細っていたのですが、入院して点滴をするようになってからというもの、みるみる肌ツヤが良くなって黒髪が増えていきましたよ。(笑) 
 
必要な栄養が行き届くことで身体が健康になるのはもちろんですが、髪にも必要なんだなと実感させられる出来事でした。
 
一部ですが髪や頭皮に良いとされるおすすめの食材をご紹介します。
 
ミネラル    昆布、ワカメ、ひじき、などの海藻類
銅       そば粉、納豆、カシューナッツ、しそ、焼き海苔、
        エビ、タコ、イカ、牛レバー
ビタミンA    かぼちゃ、人参、ほうれん草、レバー
ビタミンB    マイタケ、モロヘイヤ、うなぎ、牛乳、卵、チーズ、
        豚肉、しめじ、納豆、あさり
ビタミンE    ナッツ類、植物油、アボカド、にら
セミナール   ゴマリグナン
亜鉛      牡蠣、レバー、牛肉、小麦
 
黒髪づくりもバランスのとれた栄養たっぷりの食事が大切です。まずは食生活の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。

引用元-10代、20代の若白髪が増加!?その原因と改善策とは

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