てんかん発作を見かけたときの対応法とは?

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てんかん発作は突然やってくる

てんかんという病気は、神経細胞の過剰な興奮がキーとなり、突然に発作が起きるという症状がみられることが特徴です。
発作にもさまざまなタイプがあり、なかには発作が起きたのかどうかよくわからない程度の小さなレベルのものもありますが、典型的なものになると、手足をばたつかせたり、全身が硬直してしまったり、口から泡を吹いて白目をむいたりといったものになりますので、周囲にいる一般の人たちが極度にあわててしまい、対応できなくなることも多いものです。
仕事場や買い物をしている最中などに、こうしたてんかんの発作が突然に起きてしまった場合の対応ですが、ただちに発作どめの薬を飲ませるというのは、逆に喉に詰まって呼吸困難になってしまうなどのおそれがあるため、それよりも先にしなければならないことがあります。
こうした突然の発作では、てんかんの患者自身はまったく身動きがとれない状況ですので、周囲に建物の柱や突起物のある家具があると、頭を打つなどのけがをしてしまうことにもなりかねません。
そのため、タオルで頭を被うなどして保護するとともに、こうした危険物を患者のまわりから遠ざけるか、患者の身体をそっと移動させるなどして、けがをさせないようにするという対応がいちばんに行うべきことといえます。

引用元-突然のてんかん発作とその対応 – 色々な発作症状

てんかん発作時の周囲の対応について

人が痙攣が起きている状況に遭遇した場合、それがそもそもてんかんかどうなのかわからないこともあります。しかし、てんかんであってもなくても、発作の最中は「力技は不要」と覚えておくと良いでしょう。また、てんかんかどうか不明の場合には救急車を呼びましょう。
いつもと同じてんかん発作とわかっている場合には、周囲は落ち着いて見守ります。安全に発作を終わらせてあげることが第一です。患者団体の合言葉に”Keep calm, it’s just epilepsy.(落ち着いて。これはただのてんかんだから)”というものがあります。周囲は激しい痙攣を伴う発作を見るとつい慌ててしまいがちですが、落ち着いて見守ることが大切なのです。
てんかんの発作の時、よく「舌を噛み切ってしまうから口にものを詰めるべき」ということが言われますが、これは大きな間違いです。舌を噛んで死んでしまうということはありません。窒息のリスクを高めるだけなので絶対にしないでください。
またてんかん発作時に、周囲が患者さんに力を加えたり、抑えつけるのはやめましょう。発作中、患者さんの筋肉はものすごい勢いで収縮しています。そのため、素人の力では抑えるのは無理なのです。加えて、患者さんは薬の副作用で骨粗鬆症の人が多い傾向があります。無理に押さえつけることによって骨折してしまう可能性もあります。

引用元-てんかん発作の対処法。発作時の対処法を本人と周囲が知っておこう|メディカルノート

てんかん発作への対応は落ち着くことが大切

てんかん発作をみたら、まず、時計を確認してください。
 主観的時間と客観的時間の間で大きなずれが生じることは少なくありません。心理状態よって主観的時間が揺れ動くからです。同じ1時間でも、あっという間にすぎてしまうこともあれば、なかなか時間が流れず、2 時間にも3時間にも感じられることがあります。てんかん発作を目の前にすると、気が動転し、周りの情景も一変、あたかも時の流れが止まったように感じられます。10秒が1分に、1分が10分に、5分が1時間に思えてしまいます。そのような状況での客観的時間は、時計で確認するしかありません。発作の持続時間はてんかん発作かどうかを決めるうえでも、発作型を判断するうえでも、きわめて重要な情報です。
 てんかんについて書かれた啓蒙書を開くと、たいてい、てんかん発作をみたら、まず、落ち着くこと、と書かれています。
 しかし、実際に、けいれんを目の前にして冷静でいられるかといえば、これは、なかなかむずかしいだろうと思います。それまで普通にしゃべっていた家族や知り合いが、突然、目をつり上げ、表情を一変、真っ青になって奇声を発し、身体を硬直させるのです。そんな発作に遭遇すれば、慣れた医者でも、いささか不安になるものです。
 こういう場合、何もしないで、ただ、呆然として、みているだけというのが一番いけません。動転し、焦り、不安が募るばかりです。そういうとき、何かほかにやることがあれば、少し、気が紛れます。時計をみて「まだ、たった20秒しか経っていない」と確認するのは、心を落ち着かせる一つの方策です。先に述べた、安全なところに寝かせるというのも、患者さんのためになることはもちろんのこと、その動作自体が、みている側にとっての精神安定剤になります。

引用元-てんかんの治療 | 名古屋市【愛知県青い鳥医療療育センター】

入浴中にてんかん発作が起こった場合の対応について

てんかん発作の中で最も注意が必要なのが入浴中での発作です。

入浴時の対処

まずお湯から顔をあげ、呼吸が可能な状態にする
うまく顔があげられない時は迷わず浴槽の栓を抜き、排水する
呼吸が止まっていたり、大量にお湯を飲んだりと、生命の危険があるときは浴槽の栓を抜くのと同時に救急車を呼ぶ
予防方法

お湯はなるべく少なめに張る
浮き輪を用意する
家庭や施設では必要な注意・監視をおこたらない
長風呂はしない
一人暮らしの場合はシャワーだけにするのがよい
お湯と水を別々に出す方式の蛇口は、熱湯を先に出したあとに発作が出たり、発作時に蛇口に体が当たって熱湯が出てしまったケースもあるので注意が必要です
上と同じ理由で、風呂釜でお湯を沸かす方式(追いだき)の場合も注意が必要です

引用元-【てんかんinfo】発作時の対処法

食後などに発作が起こった場合は顔を横に向ける対応を

特に食後などに発作が起こった場合、嘔吐する事が考えられます。仰向けの状態で顔が上を向いたままの場合、嘔吐物が気管に入り、窒息する危険性があります。

ですから、窒息のリスクを抑える為、顔を横に向けてあげて下さい。てんかん発作が起こっている時は、顔色が悪くなったり目が白目をむいたりすることがあります。

この状況を目撃して、恐ろしくなる人もいます。でも、てんかんの発作で死ぬことはありません。むしろ嘔吐物による窒息死の方が恐ろしいのです。

ですから、てんかんの発作を目撃した際には、嘔吐による窒息を防ぐため、怖がらずに顔を横向きにしてあげて下さい。

引用元-てんかん発作を目撃したら?周囲の人が取るべき正しい4つの対処法 | 健康生活

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