コーヒーも今や健康飲料?何杯までなら効果があるの?

ハウツー

コーヒーは健康に良い?

ハーバード大学のダム教授らがおこなった研究によると、約13万人のコーヒー消費量と亡くなった人数を調査した結果、がんや心血管疾患など、命にかかわる病気のリスクとコーヒーの摂取量には、全く関係が無いということがわかったのです!

とくに、1日6杯ものコーヒーを飲む人であっても、健康に深刻な影響を与える病気を患う可能性が上がるわけではない、との研究結果でした。

さらに、先日東京大学が発表した研究では、日本国内9万人を対象に、コーヒーを飲む生活習慣と病気との関連性を調査していました。

その結果、コーヒーを1日3~4杯飲む人は、狭心症や心筋梗塞などの心臓病を患う危険性が、コーヒーをほとんど飲まない人よりも36%低かったのです!

他の脳疾患や呼吸器疾患も40%ほどリスクが下がっており、

「コーヒーは重大な病気のリスクを減らせる」

という結果になりました。

これは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸による血圧上昇効果や、カフェインの血管収縮作用が有効に働き、血液の流れが改善されたためと考えられています。

引用元-コーヒーに病気の予防効果あり!1日3~4杯は健康に良い?悪い? | 星々の煌めき

コーヒーは1日何杯くらい飲むのが良いのか

コーヒーにはカフェインが多く含まれていますから、過剰摂取はやはり体に悪いはず。調べてみるとコーヒーの摂取は1日3~4杯までに抑えた方が良いという説が多いようです。しかし、なかには4杯以上飲む人はウツになるリスクが下がる、口腔がんや子宮内膜がんの発症率が下がるという研究結果も報告されています。また、6杯以上飲むと前立腺がんのリスクが下がるという報告もあれば、がぶ飲みする人が長生きするという報告も。その一方で、55歳未満でコーヒーを4杯以上飲んでいると早死リスクが増すという研究報告もあり、正直何が何だかわかりません。ただし早死リスクが増すという報告はコーヒーと早死の関連性について不明瞭な点が残っているようです。結局のところ何杯飲むのが良いかははっきりしませんが、何事もほどほどが一番良いのではないでしょうか。

引用元-コーヒーは体に悪い?一日何杯まで飲んでいい?

コーヒーのカフェインによる健康効果について

カフェインの血管機能改善作用

カフェインは血管の一番内側にある血管内皮の機能を改善する働きがあります。血管内皮は、様々な物質が血管の内外へ移行することをコントロールしていますので、生命活動において非常に重要な役割を持っているんですね。

例えば、腎臓の糸球体は血液をろ過して老廃物を捨ててくれますが、この基本的な働きは血管内皮によるものです。

また、血管内皮の機能が失われると動脈硬化につながります。動脈硬化は心疾患や脳血管疾患の一番の原因ですよね。ですから、これが改善されると言うことは様々な病気を予防できると言うことでもあります。

カフェインは気管支にも働きかける

カフェインは気管支拡張作用があります。気管支が拡張されると呼吸困難などになりにくいので、呼吸器疾患の改善には役立ちそうですね。
また、呼吸器機能全体に対してもカフェインは改善効果を持っているようです。

これらのことから、コーヒーが呼吸器疾患による死亡リスクを下げたのではないかと研究グループは推定しています。

引用元-コーヒーは1日何杯まで?飲み過ぎは心臓死リスクを高め危険! | 健康生活

コーヒーを飲む事によるメリットとデメリットについて

【メリット】
①カフェインが脳内の中枢神経に働き、眠気を抑え作業効率をアップする効果が。
②一時的な血管収縮作用による頭痛の緩和。
③血流の流れを良くし、筋肉疲労の回復に効果的。

【過剰摂取した場合のデメリット】
①空腹時に摂取すると胃液の分泌により胃が荒れてしまったり、インスリンの調節機能が乱れ血糖値を上げ過ぎてしまう可能性。朝にコーヒーを飲むなら食後をおすすめします。
②カフェインには鉄分や亜鉛などミネラルの吸収を阻害する性質があるため、貧血に注意。
③カフェインは興奮剤の一種であるため、飲むとカラダは興奮状態となり、睡眠の質が低下することも。
寝る前の摂取は控えましょう。

コーヒーが健康に良いという研究においても1日3~4杯を基準として結果が出されていることから、やはり1日3~4杯がベストと言えるでしょう。

引用元-カフェイン入りのコーヒーって一日何杯まで飲んでよいもの? – エキサイトニュース

妊娠中の女性はコーヒーの飲み過ぎに注意

コーヒーに含まれるカフェインが、胎児に影響を与えると言われています。

お母さんと胎児をつなぐ胎盤の血流量が低下したり、大量のカフェインが胎児の体内に流れると胎児はそのカフェインを処理できないので、落ち着きがなくなったり、身体に負担がかかり早産や流産にもなりかねませんので飲みすぎは気をつけましょう。

妊娠中でも、カフェインの摂取は1日300ミリグラムまでは、胎児に影響がないことがわかっていますので、1日2杯程度におさめておきたいですね。

引用元-コーヒーに栄養はある?コーヒーに秘められた健康パワーの正体とは!?|welq [ウェルク]

コメント

タイトルとURLをコピーしました