血圧の上が正常なのに下が高い原因とは?

ハウツー

下の血圧と上の血圧の違いについて

上の血圧だけ高い人や、上はそこそこだけど下がやけに高い・・・
といった形で人によって上下の数値はさまざま。

いったい上と下の血圧ってどう違うんでしょうか?

まず上は「収縮期血圧」といいまして、
心臓がグッと縮んで血液を血管に押し出した時の高い圧力のこと。
一番強い力が血管に働いている時ですね。

続いては下は「拡張期血圧」といいまして、
心臓は血液を送り出した後に肺などから血液をギューーッと吸い込むんですが、
この時に最も血圧が低くなるのでこれが下の血圧になります。

とここまではイメージ通りというか、
そのままですよね(笑)

しかし上と下には大きな違いがありまして、
血圧が高くなる要因が異なるんです!

その違いとは、
上は血液の状態によって大きく変わるのに対して、
下は血管の抵抗、流れやすさによって大きく変わるんです!

こんな特徴が実はあったんですね〜!
(厳密には様々な要因が絡み合います、ざっくりとこんな違いがあると思ってください)

引用元-下の血圧が高い原因は?実は怖い症状が! | 新旬

下の血圧拡張期血圧の正常値について

拡張期血圧の正常値

拡張期血圧の正常値は90mmHg未満で、至適血圧、正常血圧、正常高値血圧のいずれかの規定値に該当することをさしています。

拡張期血圧の正常値の内訳は、至適血圧で80mmHg未満、正常血圧で80~84mmHg、正常高値血圧で85~90mmHg未満となります。

血圧は自然な方法(食事療法や運動療法)で改善できるなら、なるべく低めにコントロールしたほうがいいとされているため、理想的な数値とされる至適血圧の範囲へコントロールすれば最もリスクを低減できるとされています。

拡張期血圧が90mmHgで拡張期高血圧

拡張期血圧だけが90mmHg以上の状態でもⅠ度高血圧に該当するため高血圧となり、その特徴から「拡張期高血圧」とも呼ばれています。

拡張期高血圧は本来、心臓が拡張している状態であれば、血管にかかる圧力が一番低くなるときですが、このときの血圧が通常よりも高い状態であり負担が増えることを意味しています。

「拡張期高血圧」は高血圧の初期段階と考えられてはいますが、正常高値血圧の状態よりも、脳卒中や心臓病のリスクが高いという調査結果も報告されているため油断できません。

引用元-拡張期血圧(血圧の下)が高い原因とは? | 高血圧まとめ

血圧の上が正常で下が高い原因として考えられることとは

診察室血圧は140/90mmHg以上、家庭血圧は135/85mmHg以上なら高血圧と診断されます。健康診断での130/105mmHgという値からすると、下の血圧(拡張期血圧)が基準値を上回っていますから、高血圧ということになります。

血圧は、心臓から出る血液の量(心拍出量)と、末梢の細い血管での血液の流れにくさ(末梢血管抵抗)の2つの因子によって決まってきます。このうち、心拍出量は上の血圧(収縮期血圧)へ、末梢血管抵抗は下の血圧への関連が大きいと考えられています。したがって健康診断での130/105mmHgという値は末梢血管抵抗が大きくなったため、下の血圧が高くなっていると考えられます。このような症状は、とくに若い人によくみられます。また、下の血圧が高いのに対し上の血圧は正常範囲ですが、この場合は心拍出量が少ないことが考えられ、肥満と運動不足の可能性があります。

高血圧かどうかは一度の測定では断定できませんので、再度病院で測定してください。高血圧と診断された場合、治療は食事療法・運動療法など生活習慣の改善から始めます。それでも血圧が下がらない場合には、生活習慣の改善とともに降圧薬療法を行います。降圧薬の使用で上の血圧も下がりますので、少量から慎重に使用することになります。
いずれにしても病院で再度血圧を測定し、原因を調べてもらうなど医師の指導を受けましょう。

引用元-30代です。健康診断で血圧が130/105mmHgでした。下の血圧だけが高い場合にはどのようなことが原因として考えられますか? | 生活習慣病Q&A | 健康コラム・レシピ | オムロン ヘルスケア

血圧の下が高い時の食事について

下の血圧を下げるには、基本的には中性脂肪やコレステロールを溜めない食事が求められます。そのためには食物繊維の多い野菜やキノコ類を積極的に食べ、動物性脂肪の多い肉類やバターなどの食事を控えめにするのが効果的でしょう。また、塩分を腎臓から排する働きのあるカリウムを多く含んだ食事をすることも、下の血圧を下げるには効果的です。カリウムは、ホウレンソウや白菜、枝豆、かぶやナス、さといも、さつまいもなどにも多く含まれていますので意識して摂りたいところ。また、動脈硬化の予防に役立つ、アジやさわら、さんまなどの魚も積極的に摂取すると良いと思います。

しかしそうは言っても、栄養バランスに優れた塩分控えめの料理は毎日作れるものではありません。そういう時は、栄養を補助してくれるような食品(サプリメントなど)を使うのも賢い選択です。

引用元-下の血圧が高い原因

血圧の下が高い時の対策について

生活習慣を見直してみましょう。

・寝る前には光や音による刺激をあまり取り入れない。

・ストレッチをする。

・リラックスして本を読む。

・ゆったりとした音楽を聴く。

・心筋梗塞や脳梗塞等で倒れる時期は、寒い冬場が多いため、
 体を急に冷やさないようにする。

・朝はすぐに起き上がらずに布団の中で体操をしましょう。

・背伸びをするのもいいです。

・食事は腹七分目で、摂取カロリーは控え目にする。

・「野菜」や「果物」は抗酸化物質も多く、栄養バランスの良い食事をする。

・青魚(サバ、いわしなど)を積極的に食べて、脂肪分の多い肉はなるべく控え目にする。

・塩分、糖分、唐辛子の辛味など、濃過ぎる味付けの食事をしない。

・タバコを吸ってる方は禁煙。

・お酒は多量に飲み過ぎない。

・ストレス発散する(歓談する、大声でよく笑う、感動して涙するなど)

・怒らない、イライラしない。

・何々しなければならない、と健康について過度に神経質にならない。

・嫌なことはすぐ忘れる。

・純粋に楽しく、没頭できる趣味を持つ。

・適度に規則正しい生活をする。

・夜更かしはしないでよく眠る。

・適度な軽い運動をする、激しい運動は逆効果。

・1日に何度も測定して、血圧計の値に神経質になり過ぎない。

・生活習慣は簡単なものから改善させていくのがコツです。

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