鼻づまりを放置するのは良くない!治療法には手術も

ハウツー

鼻づまりについて

鼻は外鼻と鼻腔、副鼻腔によって構成されてます。鼻腔の内側には、上甲介、中甲介、下甲介のヒダが出ており、血管に富んだ粘膜で被われていて、ヒダの間隔が空気の通路となっています。鼻腔にはこの通路を通る空気を暖め、湿気を与え、ほこりなどの異物を取り除き、さらに匂いを感じるといった重要な機能があります。
鼻閉は、鼻腔・副鼻腔の急性・慢性炎症、アレルギー性鼻炎などにより鼻腔の粘膜が腫れたり、鼻汁がたまったり、鼻茸(ポリープ)によって、左右どちらか一方の鼻閉とか、左右交代性の鼻閉とか、口で呼吸をしなければならないほどの両側の高度な鼻閉などが起こります。
一般に慢性副鼻腔炎(ちくのう症)、アレルギー性鼻炎では、鼻閉は強くなります。また、鼻腔を左右に分ける鼻中隔が身体の成長の過程で高度に弯曲すると鼻閉が起こります(鼻中隔弯曲症)。
鼻閉が長く続くと、いびき、嗅覚減弱、さらにはちくのう症を起こしてきます。子供の場合には、もともと鼻腔が狭い上に、アデノイド肥大があったり、鼻炎、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などにより高度な鼻閉を起こし、疲れやすい、息切れ、睡眠障害、食欲減退、成長の遅れ、かぜをひきやすいなど全身状態に影響を及ぼします。

引用元-鼻づまり : 耳鼻咽喉科の病気 | 医療法人財団 神尾記念病院

鼻づまりは放置してはいけない

鼻づまりは、「単に息がしにくいだけ」というふうに軽く見られがちですが、体にとって実に致命的な問題を抱えることになります。
まず、換気の効率が著しく低下するため、酸素を体のすみずみに送るために相当の努力をしなければならなくなります。
そのために、持久力が落ちたり、集中力が欠如したりします。結果として仕事や勉強やスポーツに大きなハンディを負うことになります。(いや、充分できている、とおっしゃる方がおられれば、その方はもし、鼻が健全ならばもっとすごい成果を挙げられていたことでしょう)
それから、鼻はいわば人体の空気清浄機であり、外気を体に優しい空気に変えて体内に送り込む働きをするところです。慢性的に鼻が詰まってしまっている人は、自然と口呼吸になってしまっています。そのため折角の空気清浄機が使われない状態、つまりは埃だらけの、乾燥した、冷たい(冬季の)空気を直に肺へと送り込んでいます。
そのために鼻が健康な人に比べて、風を引きやすくなります。さらに恐ろしいことには、高齢になってから、慢性肺疾患になる危険性が高くなります。

引用元-当院の日帰り手術 | 耳鼻咽喉科 日帰り手術.com

鼻づまりの悪影響について

鼻づまりの悪影響
なぜ人は鼻で呼吸するのでしょう。鼻をつまんで数分間口呼吸すると分かりますが、口呼吸ではすぐに喉がカラカラになります。これは、鼻呼吸することで吸気を加湿、加温して、喉や気管や肺を乾燥から守っているからです。鼻づまりによる口呼吸は、喉や気管を痛めやすく、カゼをひきやすく、治るのも遅くなります。

また、鼻呼吸で頭蓋底(脳の底)を冷却しています。これがなくなるために、「いつでも頭がボーとする」とか、集中力の低下といった症状が出ます。また、イビキがひどくなり、睡眠が浅くなることも影響します。治療で鼻づまりがなくなり、「カゼをひきにくくなった」「集中力や持続力が上がった」という声をよく聞きます。

慢性的鼻づまりは、鼻づまりの自覚がない
鼻がつまって苦しいと感じる人は、鼻が通っている時があるので、つまった時に辛いと感じます。しかし、小さい頃から鼻づまりで口呼吸が当たり前になっている方は、鼻づまりを自覚していない場合がほとんどです。手術して始めて、鼻呼吸の爽快感と、ご自分が鼻づまりであったことを認識される方をよく経験します。

引用元-鼻づまりについて | 細田耳鼻科

鼻づまりの治療法について

鼻づまりの治療としては、

処置 ・ ネブライザー(Neb)
内服薬
点鼻液
手術
があります。

以上、4種の治療を原因や効き具合に応じて、組み合わせて行っていくことになります。
通常、1、2、3は外来で行われる通院治療です。医師の指示通りにきっちりと通院治療をつづけても、2,3ヶ月で効果がみられない場合、手術が必要なのか相談してみていいかもしれません。
もちろん、原因によっては、通院治療が全く無駄で最初から手術を考えざるを得ない場合もあります。

通院治療を3ヶ月継続しても効果が実感できない場合には、手術を考えるほうが治療の早道になる可能性があるということですね。
また、アレルギー性鼻炎や高度な慢性副鼻腔炎がベースにあると、薬でいったんは症状が軽くなっても、通院や薬をやめるとまた症状を繰り返すということがおこりがちです。
そのような場合、手術を考える必要が出てきます。

引用元-鼻づまりの治療法 鼻づまり治療RESCUE

レーザー手術で鼻づまりを解消できる?

鼻づまりを解消するレーザー手術とは

菌やウィルス等で腫れ・むくんでしまった鼻の粘膜の表面をレーザーで焼いて取り除く手法のことです。鼻に使用するレーザー光は炭酸ガスレーザーが使用されています。

 

この手術は鼻アレルギーや慢性鼻炎の患者に対して行う治療で、十数年前から始まった比較的新しい治療法です。レーザーの当て方は数種類ありますが、一番メジャーなのは、薬液のついた小さなガーゼを鼻の中に2枚ほどいれ、粘膜の表面を麻酔します。

 

その後ガーゼをだして、ハンドピースと言われる鼻用の細いパイプ器具にてレーザー光を鼻の粘膜に当てます。時間にして5~10分で終わります。

 

また、程度によって鼻の外からやんわりとレーザー光を当てる方法や、腫れが大きいと2日ほど入院を必要とする治療もあります。手術後、2週間ほどレーザー光を当てたところがかさぶたになり、一時的に鼻づまりが酷くなりますが、その後鼻の通りは良くなりスッキリします。

引用元-鼻づまりのレーザー手術!効果とデメリットは?費用はいくら? | 鼻づまりの解消法サイト!!

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