急性膵炎の症状について
まず、ほとんどの患者さんは腹痛を訴えます。上腹部に激しい痛みを訴える人が多く、しかし痛みの程度は個人差があるのも事実です。軽い痛みから、じっとしていられないほどの激痛までさまざまです。痛みは持続性で、痛む箇所もみぞおちからへそまで広い範囲におよんだり、痛む箇所が特定できなかったりする場合もあります。
上腹痛の次に多いのが吐き気と嘔吐です。吐いても腹痛は続きます。痛みを背部に感じる人もいますし、発熱を伴う人もいます。
他には、食欲不振や膨満感などの症状も訴えます。
このような症状は、徐々に出てくることもあれば、食事や飲酒の数時間後に突然激しい腹痛が現れることもあります。
痛みが楽になる場合もありますが、時間とともに重症になることもあるので、上腹部が痛んだり、背中に痛みを感じる場合は早めに内科、消化器科を受診することをお勧めします。
急性膵炎の多くは、軽症から中等症で、絶食と絶飲と輸液により順調に回復していくのですが、発症から2~3日は経過を十分に観察しながら適切な治療をしますので、たいていの場合入院が必要となります。
引用元-増えている急性膵炎|症状|原因|腹痛|膵臓
慢性膵炎の症状について
慢性すい炎ではすい臓の線維化や、外分泌(膵臓から腸に消化酵素を分泌)や内分泌(膵臓から血管にホルモンを分泌)の機能低下が起こります。慢性すい炎の症状として急性すい炎の症状のほか、外分泌機能の低下による体重減少・脂肪便(便が水面に油のように広がる)・食欲低下・全身倦怠感などの症状や、内分泌としてのインスリンの分泌機能低下による糖尿病となり、その結果としての口渇・多尿なども見られることがあります。
慢性膵炎の診断には、「a. すい臓内に石が見られること」「b. すい臓から消化液を運ぶ管(膵管)の不規則な拡張が見られること」「c. すい臓の外分泌(すい臓から腸に消化酵素を分泌する)機能が低下すること」などが用いられます。
検査としては、腹部超音波検査や腹部CT検査・ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)検査・MRCP (磁気共鳴胆膵管画像)検査、それに外分泌機能を調べる検査としてPFD試験があります。
治療法として、腹痛の治療には痛み止めを、再発・進行予防にはたんぱく分解酵素阻害剤を、膵臓の外分泌機能の補充には消化酵素薬を投与します。内分泌機能低下である糖尿病の状態ではインスリンの治療が必要となります。
引用元-アルコールとすい臓病 | e-ヘルスネット 情報提供
膵炎の痛みの症状は背中にまで及ぶ
お酒をたくさん飲んだり、揚げ物など脂肪分の多い食事をしたあと、みぞおちの辺りが痛くなったら…それは、すい炎を起こしている可能性があります。 突然起こる「急性すい炎」の場合は、うずくまってしまうほどの激痛になることもあります。痛みはみぞおちからわき腹、背中に達し、吐き気や発熱に加え、呼吸困難などのショック症状を起こすこともあります。
もしそんな症状がみられたら、すぐに救急車を呼んで病院へ行くようにしましょう。重症の急性すい炎の場合、ほかの臓器へのダメージも大きく、死亡率が20%程度もあり、緊急の治療が必要だからです。また、痛みはそれほど強くなくても、飲食後にみぞおち付近の痛みを繰り返すときは、「慢性すい炎」の可能性があります。慢性すい炎は、少したつと痛みが治まることも多く、受診せずに放置しがちです。しかし、進行するとすい臓の組織が破壊され、糖尿病など重大な病気を引き起こします。
引用元-「すい炎」の予防は食生活の改善で | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア
急性膵炎の痛みの症状について
みぞおちから左上の腹部の痛み背中の痛み
腰の痛み
軽い痛みから激痛まで様々
痛みは突然起こることもあれば徐々に現れることもある
痛みは油分の多い食事後に起こることもある
痛みはアルコールを多く飲んだ後に起こることもある
悪化すると意識障害
腹部の張りやコリが徐々に痛みに変わる慢性膵炎
膵臓の慢性的な炎症が原因のため、急性膵炎のような、激しい痛みというよりも、食欲不振や嘔吐、お腹の張りなどの「お腹の不調」のような症状を感じて受診する患者さんが多いと言われています。
食事をとってしばらくしてから、徐々に強くなる上腹部周囲から背中にかけての重苦しい痛みを訴えるみぞおちの辺りの痛みや背中の痛みが出現します。
また、脂肪を十分に乳化できず、白っぽい便や下痢を起こしていることもあります。慢性的な膵臓の炎症により、糖尿病にかかっている患者さんも、慢性膵炎の特徴とも言えます。
引用元-膵臓の痛みってどんな感じ?痛みの特徴や膵臓病の原因・治療・予防法まとめ|welq [ウェルク]
twitterの反応
背中の痛みの症状調べると急性膵炎と出てくるのだが。絶食絶飲必須だとか。
— 🐪 (@rarararakuda) May 3, 2016
ここ数年、何きっかけか分からないけど背中からお腹にかけて急激な痛みが発生することがある。
なぜか分からないけど、平日仕事から埼スタに直行した時に起こりやすいw
症状を調べてみると膵臓が悪い可能性があるみたいで、代表的な病気は慢性膵炎らしい。
なので今シーズン禁酒してみようかなw— specialweek1128 (@specialweek1128) March 18, 2016
今日は病院で採血してきました。
左の脇腹~背中、肩の痛みと微熱、だいたい油分強めの食事で悪化するので慢性の膵炎を疑ってる。お酒は飲まないんだけど、場所と症状的に。ずーっと調子よくないからなんかわかればいいなあ— 紫 (@konekoneko0428) January 14, 2016
みぞおち辺りから背中にかけて刺すような痛み、っていうのがちょくちょくあって、一回エコーもやってもらったけど異常無しで結局ほったらかしなんだけど。ぐぐったら膵炎の症状と合致してウーン
— 秋野 (@R_Akino) October 18, 2015
今日のバイト中背中痛くなってこれ骨の痛みじゃないなーと思ったら入院中に膵炎併発してその症状が“背中の痛み”だったので冷や冷やしてる
— 紅唄 (@crimsong27) July 11, 2015
コメント