手のツボを押して腰痛を緩和 腰腿点や後谿(こうけい)とは?

ハウツー

手のツボで腰痛に効果のあるツボとは

人類が直立歩行をはじめてから約100万年。以来、腰痛は二本足で立って生活する人類の「宿命の苦痛」といわれています。腰は体重の大部分を支えているのですから、どうしても他の部位に比べ大きな負担がかかってしまうのです。腰が急に痛むようになった場合は、ギックリ腰や椎間板ヘルニアなどが考えられますが、何となく重苦しい痛みが持続するような場合、ほとんどが腰痛症と考えられます。
腰痛症は、姿勢が悪かったり立ち仕事や座り仕事など同じ姿勢を長時間続けていたり、クーラーで冷えたり、運動不足や肥満などが原因で起こる症状です。
これらによって引き起こされる腰の痛みは、血液循環が悪くなり、筋肉がこわばって周囲の神経を圧迫することから起こります。したがって、ちょっと腰が痛んだり重苦しく感じたときは、その都度、腰をさすったり軽く体を動かして血行を促し、筋肉の緊張をほぐしましょう。
腰痛は慢性化させてしまうと大変面倒ですので、正しい姿勢を意識したり、腰を冷やさないようにするなど日頃からの注意が必要です。
また腰痛には、手の甲にある2つの腰腿点を刺激する方法が最も効果的です。

引用元-腰痛に効くツボ(つぼ症状編)

腰痛に効果のある手のツボ腰腿点

腰痛に効果がある「腰腿点(ようたいてん)」というツボがありますので、そのツボを刺激してみましょう。

手の甲には2つの腰腿点があり、一つは人差し指と中指の骨が合うところ、もう一つは薬指と小指の骨が合うところです。
2本の指を大きく開き、その間を親指で押さえながらさぐると、手の甲の中ほどで大きな骨にぶつかります、そこが腰腿点です。

腰の右側が痛む人は右手、左が痛む人は左手の腰腿点を押さえたとき痛みを感じ、腰全体が痛むときは両手の腰腿点に痛みを感じるはずで、とくに薬指と小指の間のほうに痛みが出やすいようです。

手の甲側に親指を、手のひら側に人差し指や中指を当てはさむようにして、指の股から腰腿点にかけて、骨と骨の間のくぼみを親指の腹でぐりぐりもみ込むようにマッサージをします。

痛みを感じるほうの手を中心に1~2分もみつづけると、腰が軽くなった感じがあり、らくなるはずです。

腰の痛みが激しいときは、腰腿点を親指でギューっと強く30秒押し続けて少し間をおき、
また30秒押す、これを繰り返すようにしてみるといいでしょう。

これは、仕事中でもできる簡単腰痛改善法です。

主婦の方に是非試していただきたいのですが、バネが少し緩んだ洗濯ばさみを使って腰腿点をつまみ、その状態で洗濯物を干すなどの作業をすると、つぼマッサージの為の特別な時間も必要なくなります。
3分間程度で十分なので、洗濯物干しに限らず、他の作業でもできる状況であれば活用してみるといいでしょう。

家事はとかく腰を痛めやすい動作の連続となりますので、毎日手軽に出来る腰痛改善方法を取り入れましょう。

引用元-簡単腰痛改善対策「手のツボ」

後谿と呼ばれる手のツボで腰痛を改善

腰痛に効くツボは「後谿」(こうけい)と呼びます。
手のひらの感情線の終わり、小指側の終点に位置します。
握りこぶしを作ったときに深いシワになる端っこの部分です。

ここを反対の手の親指の先で押すのですが、手のひらを上に向けて、反対の手の親指以外の4本の指で小指を握ります。
そして、親指の先でツボを押すのです。

ここを押すと、小指の関節に当たりますが、重だるいような圧痛があります。5秒ほど強く押して、離してまた5秒ほど押すのを繰り返します。5分くらい続けてみましょう。

この後谿は、肩こりや後頭部の痛みなどにも効果があると言われています。
こわばりや緊張を、文字通りほぐしてくれる効果があるツボです。

引用元-手のツボを自分で押すだけでも効果アリ!スキマ時間で出来る健康管理 | ボイスノートマガジン

手のツボ後谿は肩こりの緩和にも効果がある

肩こりに効くツボ
肩こりは、主に内臓の調子が悪いとき肩の部分の筋肉や血管がこわばり肩こりを起こします。
肩こりの場所によって押さえるツボも違いますから間違えないようにしましょう。
背中の肩甲骨の上の部分がこるときは、咳・啖・息切れなど呼吸器系統に障害のある場合が多いです。その時は、後谿(ごけい)、少海(しょうかい)の二つのツボを押すと効果的です。
後谿(ごけい)は、手を握ると小指の側にシワができます。その中で一番大きなシワのはしにあるのが後谿です。
少海(しょうかい)は、肘の内側にできる横じわの先端にあり、押してみると痛く時に小指の方へひびくのでわかります。

引用元-肩こりに効くツボ – 究極の健康

腰痛に効果のある足のツボは?

脚・足にあるツボ

・委中(いちゅう)

ヒザの裏にある横じわの中央にあるツボで、触ると脈動を感じます。腰痛や坐骨神経痛によいとされています。座った姿勢で両手でひざを抱え、両手の親指で押します。。

・崑崙(こんろん)

外くるぶしの後ろ側のくぼみにあります。ちょうどアキレス腱とぶつかる部分です。座って反対の手で足首をつかみ、親指をあてて押しましょう。腰痛によりツボのあたりが腫れている場合は、痛く押しすぎないよう注意してください。特に、初期の腰痛に効果的とされています。

・照海(しょうかい)

内くるぶしの突起から、親指一本分下がったところにあります。座って手で足首をつかみ、親指をあてて押しましょう。特に、慢性化した腰痛に効果的とされています。

・中封(ちゅうほう)

内くるぶしの突起から、人差し指1本分前にあるくぼみにあります。足首を内側に曲げると、ちょうど腱と内くるぶしの間にできるくぼみです。座って手で足首をつかみ、親指をあてて押しましょう。背中の中央あたりが痛む場合に、特に効果的とされています。

・風市(ふうし)

立って腕をまっすぐ下ろしたときに中指の先があたる部分にあります。押す際は、座って片側のヒザを曲げ、同じ側の親指の腹でゆっくり押します。

今ある不調を改善するだけでなく、予防にもつながりますので、ツボ押しを習慣にするとよいでしょう。

引用元-腰の痛みを緩和!腰痛に効果的なツボ | ヘルスケア大学

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