リウマチという病気と患者数について
リウマチという病気
「リウマチ」が起こる流れは、今関節の不具合でお悩みの方も実は知らないかもしれません。
いわゆる「関節リウマチ」というものは、体の免疫がなんらか異常をきたし、関節に炎症を起こしてしまい、その関節が痛くなったり腫れてしまうなどという状態になります。
さらにこれが進行すると、いつの間にか「関節が変形してしまう」ことで機能的にも障害が起きてしまうのです。リウマチの患者数
「リウマチ」に悩む方、今日本にはどのくらいいると思いますか?
なんと日本での「リウマチ」の患者数は、およそ70万人から100万人程度いるといわれています。
さらにこれが毎年1万5千人ずつ増えているということ。
今健康な人も、「リウマチ」になってしまう可能性があると捉え、理解を深めておいたほうがいいかもしれません。
引用元-リウマチとは|リウマチ治療について知ろう|リウマチ情報サイト
関節リウマチの症状について
関節リウマチの症状は、関節の症状と関節以外の症状の2つに大別されます。
関節の場合は、指や手首などの関節部分に痛みや腫れが現れ、患部は熱を持つ場合もあります。腫れると数週間から数カ月持続する場合があり、関節が動かしにくいという自覚症状から始まり、朝は如実にこわばりを感じます。また昼寝や同じ姿勢で関節を動かさないことによりこわばりが見られるのも特徴です。痛みが現れ、改善されそれを繰り返すことによって慢性化していきます。
天気の悪い雨の日などに痛みが現れるのも特徴の一つといえます。関節以外の症状としては、体重減少や食欲低下、疲れやすいという症状が見られます。
引用元-関節リウマチの症状・原因・治療【Doctors Me】
リウマチの原因とは?
関節リウマチは、30~50才代の女性に起こりやすく、手指、手、肘、肩、足、膝、股などのたくさんの関節に痛みと腫れが出現する病気です。原因は、いまだ不明と言わざるを得ませんが、関節の滑膜という場所に変化が起こるのが始まりで、この滑膜がどんどんはれて、厚くなり関節のみならず骨をも壊して、関節の変形をもたらします。このような滑膜の変化(滑膜炎)は、体の中の免疫という仕組みがおかしくなって起こることがわかってきました。免疫とは、簡単に言えば体を守る一番大事な働きをしており、体に侵入してきた細菌やウイルスを殺してくれる機構ですが、リウマチの場合や膠原病では、この免疫機構がおかしくなり自分の体を攻撃して、壊そうとするので病気になってしまうということが判ってきました。例えて言えば、自分を守ってくれると考えていた防衛軍が反乱し自分自身に刃を向けて攻撃してきたようなものです。すなわち、リウマチの初期はウイルスなどの感染症で起こる関節炎(滑膜炎)と変わらない変化ですが、リウマチでは滑膜炎が持続します。次に免疫で一番大事なT細胞が滑膜を含めた色々な抗原に対して反応(自己免疫)し、滑膜の増殖、血管新生あるいは自己抗体(リウマトイド因子、抗CCP抗体)の産生などを促します。そして、滑膜が増殖して、色々な炎症生物質(サイトカイン)や軟骨を障害するタンパク分解酵素などを分泌し、滑膜自体も軟骨・骨を壊してリウマチの病変が完成します。
引用元-市立御前崎総合病院 » リウマチの原因
リウマチと女性について
リウマチの原因とされているのは免疫の異状です。免疫異常は性別を問わず起こりうるものですが、男性よりは女性の発生率が高いとされています。
女性よりも男性に多いといわれる通風はリウマチだと間違えられることがありますが、通風は免疫異常によるものではなく、血液中の尿酸過多により発生します。
自己免疫疾患には膠原病が挙げられますが、これも患者には女性のほうが多いという結果が報告されています。
免疫異常のはっきりとした原因は解明されていないのですが、男性に比べて女性はホルモンや免疫の働きが複雑だといわれています。
普段から妊娠や出産に備え、女性の体は複雑な免疫構造で守られています。
強いストレスを受けると生理周期が崩れたり、女性のホルモンバランスはちょっとしたことにも影響を受けてしまいます。
妊娠や出産は女性の心と体に大きな影響を与え、その間は免疫機能も普段とは異なります。
例えば、体が胎児を異物と判断してしまわないようにステロイドホルモンが増産されて、免疫機能が抑えられます。
この為、妊娠中はリウマチの症状が緩和されるというケースも多くあるといわれています。
また、出産後にはこの抑制が働かなくなりリウマチ症状が悪化してしまったり、急激な変化により自己免疫疾患に陥ってしまうこともあります。
妊娠・出産は体調の変化だけでなく、精神的にも大きな影響を与えます。
リウマチの症状があるなしに関わらずしっかりと経過観察を行うことが大切です。
引用元-リウマチとは・・・原因・症状・改善策などのご紹介
リウマチかも?と思ったら症状をチェックしてみよう
関節リウマチを治療するためには、早期発見することが大切となります。「自分に起きているこの症状…もしかしたら関節リウマチかもしれない…」そう感じている人もいらっしゃるでしょう。それでは、ここで簡単にできるセルフチェックをしてみてください。次のうち、あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
・手の感覚が以前よりも鈍くなった気がする(厚い手袋を常にはめているような状態が続く)
・包丁を使うのが前よりも下手になった
・手の指がむくんでいて、いつもは簡単にはずれる指輪が抜けなくなった
・コップや茶碗(ちゃわん)を落としてしまうことが多くなった
・朝起きたとき、関節のこわばりを感じる
・服のボタンをかけるのが前よりもやりにくくなった
・歯ブラシや箸(はし)が前よりも持ちにくくなった
・手指の関節が腫れている、または痛む
・関節が腫れていて、触るとやわらかい
・長時間座った後、足の関節がこわばりやすい
・肘や手首にうまく力が入らず、重いものを持つことができなくなった
・膝の痛みに悩まされている
・外反母趾(ぼし)による痛みに悩まされている
さて、いくつ当てはまったでしょうか?
関節リウマチになると、上記のような症状が現れやすくなると言われています。特に、複数当てはまっていて、尚且(なおか)つその症状が1週間以上続いているという人は注意が必要です。早めに専門医に相談して、治療を進めていきましょう。
引用元-その症状、関節リウマチかも?原因と治療法を徹底紹介
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