こんな症状がある人は血圧が低いかも
朝が弱くスッキリと起きられない・・・
急に立ち上がると目まいや立ちくらみが起きてしまう・・・
疲れやすい上、疲れがとれにくい・・・
頭痛や肩こりで悩んでいる・・・
上記のような症状に該当する人は「低血圧」の可能性があります。
さて、この「低血圧」という言葉、よく聞く言葉ですが、あなたはこの言葉の本当の意味を説明できますか?
「低血圧って、その名のとおり、血圧が低い状態でしょ?」という答えが返ってきそうですが、私なりにもっと分かりやすく説明してみます!
低血圧とは、ズバリ、“身体全体を流れる血液の勢いが弱い状態”を指します。
血液の勢いが弱いと、血液が身体全体にうまく行きわたらなくなります。
血液は私たちの身体を動かすガソリンのようなもの。
ガソリンが流れにくくなると車がうまく動かないように、私たちの身体は血液の勢いが弱くなると、さまざまな不快症状を起こしてしまうんですね。
低血圧が原因で起こる代表的な症状は、“朝が弱くてなかなか起きれない”というものです。
これはつまり、ガソリン(血液)がうまく流れないことが原因で、車(身体)のエンジンがかかりにくいということなんです。
低血圧の症状について
■症候性低血圧症(二次性低血圧症)
症候性低血圧症とは、血圧の低下を引き起こす原因となる病気がはっきりしているものをいいます。心臓や腎臓、脳神経の病気や重い外傷、多量の出血がその原因となり、急激に発症したものはショック状態(血圧が低下し、生命の危険がある状態)や意識障害などが起こります。
慢性の心臓病や降圧剤、抗うつ剤の副作用によって低血圧となることもあり、病気よっておこる低血圧はそのもととなる病気の治療を必要とします。
■本態性低血圧症
明らかな病気はないのに血圧が低い状態をいいます。痩せ型の若い女性に比較的多く、基本的には治療を必要としません。
自覚症状のない場合もありますが、めまいや立ちくらみ、動悸、冷え性などの症状があり、いわゆる「朝が弱い」というものもこれに該当します。
■起立性低血圧症
急に立ち上がったときに、目の前が暗くなり血の気が引く症状を体験したことはありませんか?
それが起立性低血圧症といわれるものです。心臓から送り出された血液が心臓に戻りにくい状態に一時的に陥ることでこの症状は生じます。
普通は一過性のもので治療の必要はありませんが、まれに自律神経系の病気が原因となる場合があり、この症状を頻繁に起こす場合は検査の必要があります。
引用元-低血圧って何?症状や原因は? | いしゃまち
血圧が低い原因を日常生活から考える
体質(本態性低血圧)
最も多いのは、はっきりした原因がなく、遺伝的な体質のために起こる低血圧で、本態性低血圧と呼ばれています。若い女性に多く、やせ型で虚弱体質の人に多くみられます。自覚症状のない場合と、全身の倦怠感やめまい、頭痛、動悸などさまざまな症状がみられる場合があります。急に立ち上がったことによる血圧の急激な低下(起立性低血圧)
急に立ち上がった瞬間に血圧が低下して、立ちくらみやめまい、失神などを起こすことがあります。これは、血圧をコントロールする自律神経が正常に働かないことが原因で、下半身に集まった血液が心臓に戻りにくくなり、送り出す力が減少するために起こります。健康な人でも栄養状態が悪いときや疲れているときなどに起こることがあります。疾患が原因となる血圧の低下(症候性低血圧)
疾患の症状として起こる低血圧を症候性低血圧と呼んでいます。主な疾患には、心筋梗塞や不整脈などの心臓の疾患、肺塞栓などの肺の疾患、甲状腺機能低下症(橋本病)やアジソン病などのホルモンの疾患などがあり、がんなどにともなう低栄養状態やケガによる大出血の場合も低血圧を招きます。また、降圧薬、抗うつ薬などの副作用や人工透析でも起きることがあります。
引用元-血圧が低めである 症状・疾患ナビ | タケダ健康サイト
血圧が低いのを改善するには?
①栄養をバランス良く摂る
特に意識してほしいのは塩分やたんぱく質を摂ることです。
塩分には血管を収縮させて血圧を上げる働きと食欲増進の作用があります。また、低血圧の人はたんぱく質が不足しがちな傾向があるのでたんぱく質を意識して摂取しましょう。またチェダーチーズには、血圧コントロール作用があるので、低血圧の症状緩和におすすめです。②朝食を食べる
低血圧の人は朝が弱いので、朝ぎりぎりまで寝ていて、朝食を抜く傾向にあります。
朝食を抜くと、その日1日の血圧のコントロールがうまくいかなくなってしまいます。
朝食は1日の血圧を上昇させるための大切なエネルギーになるのでなるべく意識して朝食をとりましょう。③お酒を控える
お酒の中に含まれているアルコールには、血管を広げる作用があります。ですので起立性低血圧を起こしやすく、普段から低血圧の人がアルコールを飲んで起立性低血圧になると失神の可能性もでてくるので注意が必要です。④東洋医学治療を受けてみる
低血圧が本当に深刻な場合は鍼灸や漢方薬による東洋医学治療を受けてみましょう。
根本的に体質を改善する治療法もありますので、生活に支障がでるまでとならば是非試してみてください。
引用元-血圧が低いのは問題アリ?原因は?改善法は? | お悩み解決.com
低血圧には診断基準がない
やる気はあるのにからだがだるい、疲れてすぐ横になりたくなる…ほかに病気がないのに、そんな症状が続く場合は、低血圧のせいかもしれません。
低血圧の症状にはそのほか、めまい、頭痛、肩こり、耳鳴り、不眠、胃もたれ、吐き気、発汗、動悸(どうき)、不整脈など、さまざまあります。
どの症状も本人にはつらいものですが、低血圧はどういうわけか、病気としてあまり重視されていない面があります。すぐに生命にかかわるものではない、と思われていて、そのぶん対策も遅れています。
例えば、高血圧と比べると、低血圧には国際的な診断基準がありません。日本の病院では、最高血圧(収縮期血圧)が100mmHg以下を目安としているところもありますが、確定的なものではありません(※1)。
そのため受診する機会も少なく、人によって症状にも違いがあるので、低血圧についてはあまりよく知られていないのが現状だといえます。
もし、上のような症状が継続してみられる場合は、定期的に血圧を測定してみましょう。最高血圧がいつも110mmHg以下だとしたら、低血圧が原因で症状が起こっている可能性もあります。検査を受け、病気との関連や、自分の低血圧のタイプを知っておくことが大切です。
引用元-そのだるさ、「低血圧」が原因かも | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア
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