急性膵炎の熱などの症状について
重症度によって軽症から周囲の臓器まで炎症が及ぶような重症までさまざまです。
◎痛み
もっとも多いのがみぞおちから肋骨の下側の縁に沿ったあたりの上腹部痛です。さらに背部にも及ぶことがあります。その痛みの強さは激しく、「刺し込むような」「焼けるような」あるいは「のたうちまわるような」「泣き叫んで狂うほどの」痛みといわれ、「すい炎体位」といってお腹を抱え込んで寝ても立ってもいられない状態になります。この激痛が短時間ではなく、持続するのが特徴です。◎吐き気、嘔吐
吐き気や嘔吐が強く、吐いてしまった後でも楽になりません。◎発熱
37~38度の発熱がみられます。◎その他の危険な症状
すい液がすい臓の細胞を壊して壊死させてしまったり、周囲の臓器まで消化してしまうなど、全身にまで炎症が及ぶ「重症急性すい炎」の場合は、呼吸困難、黄疸、尿量の減少、精神が錯乱するほどの激痛、ショック状態などが現れ、一刻も早く治療が必要となります。
このような危険な症状が現れた場合は重症急性すい炎と考えられ、集中治療や手術が行われますが、重症度によっては致命率が10%を超えることもあり、国の難治性疾患として指定されています。
引用元-医療と健康[日本医師会ホームページ]
慢性膵炎の症状について
典型的な症状として上腹部痛、腰背部痛があげられます。疼痛はがんこで持続性ですが、間欠的に生じるものもあり、また程度も軽度なものから高度のものまで人によりさまざまです。そのほかの症状としては吐き気・嘔吐、食欲不振、腹部膨満感(ぼうまんかん)などがあります。
診察時には、上腹部を中心に圧痛(押すと痛む)がみられます。また、背中の中央あたりをこぶしでぽんぽんと叩かれると、背部から腹部にかけて広がるような痛みを感じることもあります(叩打痛(こうだつう))。
疼痛は食後(油分の多い食事)や、飲酒後に比較的起こりやすい傾向がみられますが、とくに誘因がなく突然起こることもあります。また、まれに、まったく痛みのない慢性膵炎も存在します。
これらの症状は、膵臓の機能が比較的保たれている早期(代償期)にみられますが、膵組織が破壊され膵機能が著しく低下した後期(非代償期)には、かえって現れなくなります。
しかし、慢性膵炎の後期には、膵臓の外分泌機能不全(がいぶんぴつきのうふぜん)による消化吸収障害としての脂肪性下痢や体重減少、あるいは内分泌機能不全(ないぶんぴつきのうふぜん)(インスリン分泌低下)による糖代謝障害(膵性糖尿病(すいせいとうにょうびょう))が認められるようになってきます
引用元-慢性膵炎とはどんな病気か|症状や原因・治療 – gooヘルスケア
膵臓の生命活動に不可欠な働きについて
膵臓は、身体の正面から見て胃の後ろ、背中側にある臓器です。
長さ15cmほどの横長の形をしています。
膵臓の中心には、十二指腸まで膵管が通っています。
この中を膵臓が分泌する膵液という消化液が流れ、
十二指腸に注がれています。
一方、膵臓の上にある肝臓でつくられた胆汁は、
胆嚢を経て十二指腸に下りてきますが、
その胆汁が通る胆管は、十二指腸につながる手前で膵管と合流しています。
膵液の消化機能は、胆汁と混ざってから活性化されるため、
十二指腸に注がれる時に、消化酵素の機能を発揮するようになっています。
膵液には脂肪・たんぱく質・炭水化物などをそれぞれ分解する酵素が含まれていて、
これらの働きによって、十二指腸や小腸で食物が消化吸収されています。この膵液の分泌を「外分泌機能」といいます。
また、膵臓はホルモンの分泌もしています。
糖尿病の話でよく聞かれる、インスリンという血糖値を下げるホルモンのほか、
グルカゴンという血糖値を上げるホルモンなど、いろいろなホルモンを血液中に放出し、
血糖値を精密に調節しています。この働きを「内分泌機能」といいます。
膵臓の働きは、「外分泌機能」と「内分泌機能」の2つです。
引用元-膵臓の病気-健康暮らし応援隊~絆-伊豆ネット
膵炎を予防するための生活習慣
●禁酒・禁煙
アルコールもニコチンも、膵臓に大きな負担をかけ、慢性膵炎のリスクを高める要素となります。
できるだけ早い時期から禁酒、禁煙による膵臓の負担軽減を実行する必要があるでしょう。
●食事制限
1.油分の制限
脂っこい食事は消化するために、過剰な消化酵素が分泌され膵臓の負担となります。
2.食事量の制限
満腹になる事で、大量の食事を消化するために消化酵素が大量分泌、膵臓に大きな負担となります。
3.コーヒー、香辛料、炭酸飲料など禁止
カフェインや刺激物など、必要の無い消化酵素の分泌を促してしまいます。■消化酵素を分泌する膵臓の負担を軽減する事がこの予防対策の要です。
そのためには食事の内容も工夫が必要ですが、食事の回数にも改善の余地があります。一度の食事で満腹になるまで食べては上記のように膵臓の負担となります。
しかしあまりに食事を減らしすぎても健康を損なってしまうでしょう。
そこで一回の食事量を減らし、一日の食事の回数を増やすことで膵臓に負担をかけず、必要な量の栄養摂取を行うことが可能となるのです。
引用元-慢性膵炎の悪化を予防する生活習慣改善[カラダノート] 症状や対処法・予防や治療の方法など20000件以上
二日酔いの発熱症状に注意
二日酔いで熱が出るというのは、どこかに炎症が起きている証拠です。もっとも多いのが胃腸炎の炎症です。度数の高いお酒をつまみなしに飲むと胃炎を起こすことがしばしばあります。
高いアルコールのお酒は胃の粘膜を、痛める原因になるのです。お酒が好きな人はつまみはそこそこに、お酒を飲むことが多いものです。そのため翌日に胃のもたれや下痢になる人が多く、胃炎や腸炎も起こしやすいのです。
引用元-二日酔いで熱が出ちゃった!その症状ヤバいの? | 健活
しかし、まれにアルコールによる膵炎のこともありますので、酷い腹痛や熱の場合には消化器内科を受診してください。アルコールによる急性膵炎は時折見られ、熱や腹痛、背部痛が特徴です。
また、肝臓にも負担がかかりますので、長い飲酒の末に肝炎を引き起こすこともあります。倦怠感や黄疸があらわれたら速やかに病院へ行くことをおすすめします。
引用元-二日酔いで熱が出ちゃった!その症状ヤバいの? | 健活
twitterの反応
一番嫌いな発作は膵炎の炎症の再発
二番目は喘息の発作
三番目は熱
あとは風邪の症状、貧血、躁鬱
風邪早く治さないと鼻水止まらない
鼻水と痰の絡まりは止まってくださいマヂで— 高杉神影@多忙、ダイエット中 (@ryudouakira) December 22, 2014
急性膵炎の症状がわりと当てはまるんだけど熱はないんだよなあ・・・
— ていくら (@teikura) December 12, 2014
重症急性膵炎。全身症状あり。白血球20,000、CRP22、熱38.8℃。かなり重症。死亡率10〜50%。今日は点滴が腕からじゃ間に合わないので、頸静脈に管を入れるそうな。。。
— miyu (@miyu3yuk1) May 14, 2014
「胃の痛みでまず疑われるのが胃炎(イエン)ですが、胃炎で発熱症状が出ることはありません。いのあたりに痛みがあって熱が出る場合には、胆のう炎、胆管炎(タンカンエン)、膵炎(スイエン)の穿孔で腹膜炎(フクマクエン)を起こした場合にも熱が出ます。」やだこわい。私胃カメラじゃないんじゃ
— アクシーズファムを着た悪魔 (@axes_demon) March 18, 2014
胃のあたりに痛みがあって熱が出る場合には、胆のう炎、胆管炎(タンカンエン)、膵炎(スイエン)の穿孔で腹膜炎(フクマクエン)を起こした場合にも熱が出ます。胃の痛みと発熱症状が同時に現れた場合には、なるべく早く医療機関を受診した方が良いでしょう。
え、なにこれ怖いんですけど
— たけしだ (@takesida) March 10, 2014
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