背中の痛みの原因は様々
「背中が痛い」というのは、日常でも比較的感じやすいからだの痛みのひとつではないでしょうか。しかし、単に背中の痛みといっても、痛みのつよさや原因はさまざまなものがあるといいます。胸の痛みやお腹の痛みと一緒にあらわれたり、あるいは胸やお腹の痛みが背中の痛みと間違えられたりすることもあって、痛みはより複雑になることもあるといわれます。
そのため背中の痛みは、専門機関でもより詳細にしらべることが大切だといわれます。ではなぜ背中が痛くなるのでしょうか。一般に痛みが出る原因としは、ケガや手術などの治療、ウイルスや細菌などへの感染といったこともあるといわれますが、仕事や家庭環境といった生活に関んするストレスなども痛みの原因になると考えられているといいます。
皮ふ、骨、関節、筋肉がダメージを受けてしまうこと、あるいは食道、胃、小腸、大腸などの内臓などの病気によるもの、さらに神経が原因になっていることもあれば、心のストレスが背中の痛みとなってあらわれることもあるというのです。
引用元-【背中が痛いときの対処法】左右・真ん中など部位別に徹底解説!実は腎臓の病気の可能性も!チェックすべき症状とは?|welq [ウェルク]
腰や背中の激痛は内臓の病気と関係している?
「腰や背中が痛い」と言って、マッサージや鍼灸院や整形外科に通う中高年は多い。確かにその多くは筋肉や関節の異常だが、背中や腰の痛みの中には内臓の病気が隠れていることがある。あなたは大丈夫?
「筋肉や関節などに関連する痛みは体を動かしたときに生じ、痛みのポイント(圧痛点)がはっきりしています。しかし、内臓の痛みの多くはどんな体勢や処置でも変わらない。特に心当たりもなく、いつもと違った腰痛や背部痛があったときは早めに内科で診てもらうことです」
こう言うのは腎臓病の専門医で、「松尾内科クリニック」(東京・桜新町)の松尾孝俊院長だ。
なぜ、背中や腰の痛みが内臓の病気と関係するのか?
「そもそも肩や腰などの痛みと内臓の痛みはどちらも脊髄を通って脳へ伝えられます。このとき、脳が筋肉と内臓の痛みを取り違えることで、内臓の痛みを肩や腰の痛みに感じてしまうのです。これを『関連痛』といい、肩や腰の痛みは内臓の病気の重要サインになるのです」(松尾院長)松尾院長が最も多く経験する内臓の病気が引き起こす腰痛・背部痛は感染症だという。
デスクワークが中心の40代の男性は、10日ほど前から体のだるさに加え、腰の鈍い痛みに悩まされていた。マッサージにも通ったが、症状は一向に改善しない。ついには熱が出てきたため病院に駆け込んだところ、前立腺炎だった。
「この男性は抗生物質を服用することで完治しましたが、“なんとなく腰が痛い”という男性に前立腺炎は珍しくありません。一方、女性で多いのは腎盂炎です。女性の尿道は3~5センチと短く、膣や肛門と近いため膀胱炎になりやすく、そのまま腎盂炎になるケースもあるからです」(松尾院長)
「背中が痛い」と訴えてきた人の中には、ストレスや過労による帯状疱疹が原因だったケースもあるという。
「数日前に来院された30代の男性はその後、背中に発疹ができたため、病名に納得したようですが、それまでは“整形外科に行くべきですか?”と内科の受診は間違いではないか、と疑っていました」(松尾院長)
背中や腰に痛みを引き起こす病気の中には消化器が原因のものもある。
「例えば胃潰瘍は腹痛やみぞおちの痛みが一般的ですが、腰痛を訴える人もいます。通常の腰痛との違いは食後に痛みが出ること。一方、十二指腸潰瘍は空腹時に腹痛が生じ、食事をすると治まるという特徴があります」
引用元-あなたの背中&腰の痛み…正体は「内臓の病気」だった!?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
背中の痛みで病院へ行った人の体験談
20年も前の話になりますが、今から考えると完全に原因はストレスでした。
まず背中の痛みを感じ、そして胃痛を覚えました。
なんか、いつもと違いすぎる体調に不安を感じ総合病院の内科を受診しました。
バリウム検査の結果、なかなかわかりにくい病気でありますが、すい臓に疾患が見つかりました。
今では、情報番組でもよく聞きますが背中の痛みは膵臓の疾患が原因でありました。
私の場合は、胃痛よりも早く背中の違和感があり、病名は急性膵炎とのことで即入院となり、1か月の安静を余儀なくされました。
原因は、先にも挙げましたがストレスでしたので、本当に体調にこのストレスは直結すると実感しました。
この経験を通して、ストレスに強くなることの必要性を痛感しました。
退院後も、安静にしていましたので、体力が急激に落ちて回復迄は苦労しました。
1度入院すると、こんなにも体力の低下が著しいものなのかと身を持って実感し、健康が財産だとも知りました。
引用元-背中の痛みから胃痛を感じ病院へ【Doctors Me体験談】
背中の激痛で病院へ行く時は何科にいけばいいのか?
まず、背中の痛みが安静にしていると治まり、体を動かしている日中や体勢を変えると強く痛む時は整形外科。
逆に、安静にしていても、どのような体勢になっても背中の痛みが治まらない場合は、内臓疾患の可能性が考えられる為内科へ行きましょう。
どっちか判断が付かない場合なら、まず内科を受診すると良いかと思います。内臓に疾患がある場合には、背中の右が左のどちらかに痛みが集中して現われる場合が多いようです。
そして、痛みの症状と共に、食欲不振や、吐き気、嘔吐、発熱などの体の不調も現われます。内臓の異常が原因で背中の痛みが現われる場合には、胃炎、胃ガン、狭心症、心筋梗塞、肺ガン、肝炎、肝臓ガン、膵臓炎、膵臓ガン胆嚢、胆石など様々な病気が考えられます。
初期症状として背中の痛みが出る事も少なくなく、放っておくと手遅れになってしまう病気の可能性もある為、まずは内科を受診して検査してもらいましょう。内臓に異常が見つからなければ、外科的な症状と判断される為、整形外科で検査を受けて下さい。
引用元-背中の痛みで病院に行く場合、受診する診療科は?
背中の痛みで病院へ行った場合はどのような痛みかをしっかり伝える
痛みによる受診というのは、検査を受けること以外は、どのような痛みであるのかによってしか診断ができないと言えるでしょう。
そのためどのような痛みであるのかというのは非常に重要な情報になると言えるでしょう。
曖昧な答え方をしてしまうのではなく、どの様な姿勢で痛みが出てくるのか、どの様な状況で痛みが出てくるのかをしっかりと細かく説明しておくと良いでしょう。
痛みのある場所が固定されているのか、それとも痛みを感じる場所が複数あるのかどうかということも把握しておくと良いでしょう。
それによって、診断をしやすくなる面もあると言えます。自分で説明をすることができないと、なかなか正しい診断をしてもらうことが難しくなります。
引用元-背中の痛みで病院に行く場合、受診する診療科は? | 背中が痛い.com
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